Musa Abdallah Wasia
1988年に、タンザニアにあるルブマ州のナカパニア村に生まました。
小学校を卒業後、小規模な鉱業の仕事に就きました。しかし彼には芸術への情熱があったので、家族や友人から絵を描くように勧められます。鉱夫となった後、1995年にタンザニアのダルエスサラームに移住し、絵を描き始めます。
彼の師匠はタビティ・ムチサーで、様々なスタイルや画材を教わりました。その後、ダルエスサラームの様々な場所で作品を販売し、大きな成功を収めました。
彼はキャンバスに油絵で自分の考えを表現し、絵のほとんどはキリマンジャロ山やその周りの動物からインスピレーションを得ています。
また、彼は小売業も営んでいますが、生活の中心はアートで、ほとんどの時間を絵に費やしています。芸術は、彼が旅をし、新しい友人に出会うことを可能にし、また副収入を得る手段であり、自分の考えを表現する手段でもあるのです。
彼は、ダルエスサラーム、ムベヤ、ムワンザ、アルーシャ、ザンジバルなど、タンザニア国内の様々な展覧会に参加してきました。また、ナイロビやケニア、日本にも足を運び、その芸術的才能を披露してきました。
彼は、今後も芸術の販売を続け、その才能をさらに開花させることを望んでいます。